2005年8月9日
2005年8月7日(日)、『たちかぜ』に晴海埠頭より自衛艦に搭乗いたしました。
『たちかぜ』は昭和51年三菱造船で竣工の旧軍では巡洋艦クラスの艦船ですが、対空ミサイルや煙幕を張る200mm機関砲、魚雷のアスロックの装備を備え横須賀を定係港とし同型艦として『あさかぜ』『さわかぜ』が佐世保にあります。
イージス艦のPAC3システム(短、中距離弾道ミサイルを地上のパトリオット、ランチャーから迎撃するシステム)と共に日本防衛戦略のミサイル防衛(MD)に大きな役割を果たしております。
午前9時30分出航、お台場・羽田空港・レインボーブリッジ等、東京ベイエリアの発展の状況に目を見張りながら約2時間一巡してまいりました。
真夏のせいか東京湾の海水のにごりは沼のたまり水のように褐色を呈しており驚かされましたが江戸前の魚が復活しているとの報もありますが、相変わらず魚の住みにくさは変わらないようです。
当日は猛暑でありましたが海風は強く日よけの帽子は飛ばされそうでしたが、幸い私はネイビーキャップを持参しておりましたので、この帽子は飛ぶことはなく助かりました。
旧軍の関係者も多く、艦上でも帰りの都バスの中でも私達にあの大東亜戦争の海軍の想い出を語ってくれ、あの戦争の悲惨さと現代の豊かさを改めて比較することの出来た一日でした。
「北ミサイル迎撃検討 MD導入後 初の実運用へ」 |
「PAC3 配備に悩む」 |